2018年04月02日

院長の再生医療体験記J:首(動画での比較)

お久しぶりです。
今回は、弛んだ首の肌を改善させるために、PRP再生医療を行ってみました。
実は、首の肌は再生医療の効果が出にくい場所なのですが、友人に施術させてもらい試行錯誤を繰り返し、ようやく有効な施術方法が確立できましたので、今回は自分の首に行い、結果を報告する事にいたします。
また、首の場合、効果の判定は写真では難しいので、動画で報告する事にいたします。
(動画による効果判定はめったに無いものですので、注目して頂けたら幸いです)
首の肌のタルミは、じっとして動かない状態では解りにくいものです。しかし、首はよく動く部位ですので、首の動きと共に肌のたるみが判ってしまいます。
老化して弛んだ肌は、つまんで離すと、しばらく弛緩した状態が続きますが、PRP再生医療後の肌では、すぐに元に戻っているのが、動画ではわかります。ご覧ください。

私は手品師ではないので、つまむときの加減などで調整するようなトリックではありません。
首の肌をつまんだ時、肌の厚みが増している感じは自分ではわかります。真皮の弾力線維、膠原繊維が増えた結果、肌のタルミが改善しているものと考えます。
posted by 院長 at 20:50| 日記

2018年01月24日

院長の再生医療体験記I 薄毛の治療

こんにちは、
今回は顔の美容ではなく、薄毛治療におけるPRP再生医療の役割についてご報告いたします。
薄毛といえばAGAですが、それ以外にも、円形脱毛症で頭髪が全体的に減ってしまうタイプ(”円形”を呈さないタイプ)は”薄毛の状態”に陥ります。このようなびまん性脱毛を呈する円形脱毛症ではAGAに似た状態になりますが、重症の場合は頭髪や体毛が1本も生えない状態になります。
AGAと違って円形脱毛症には保険診療に適応された治療があります。主にフロジン液レジスタードマークの外用やステロイド外用薬、セファランチンレジスタードマーク内服といった治療ですが、実はこれらの円形脱毛症の保険治療は30年以上も前から変わっていません
アトピー性皮膚炎治療には様々な新しい治療や薬剤が保険適応に扱われるようになっているのに対して、昔から進歩がない円形脱毛症の保険治療の実情は対照的です
また、円形脱毛症のこれらの保険治療はあくまでも、1個〜数個の円形脱毛(軽症)を対象にした治療であり、びまん性の重症型円形脱毛症には何の効力もありません
円形脱毛症治療における抗ヒスタミン剤内服の有用性(私が報告したもの)、局所免疫療法の有用性、紫外線治療の有用性など、様々な治療のエヴィデンスが過去に報告されていますが、これらの治療が保険診療に適応される動きはありません。
従って、円形脱毛症は保険診療対象疾患ですが、重症型の円形脱毛症の患者さん達は、保険適応外の治療を自費で受けざるを得ないというのが現状です
どの「保険適応外の治療」を行うかについては、各医療施設の判断に委ねられていますが、大切なのは、個々の症例に合った治療を選択するという事です。
これは円形脱毛症に限った事ではありません。AGA治療においても同様で、全てのAGAを一括りにして画一的な治療を勧めるのではなく、症状に合わせた臨機応変な治療を患者さんに勧めるのが、クリニックの正しい役割と言えるでしょう
さて、前置きが長くなりましたが、下の写真は、20年以上の間、重症型のびまん性円形脱毛症に陥っている方です。頭髪が少ないだけでなく、頭髪の伸びも遅く、散髪もほとんど必要がない、といった状態でした。
まさに藁にもすがる思いで、PRP再生医療を受けに来られましたが、幸い、2回の施術で頭髪は増え、拡大所見においても、1本1本の頭髪が太くなっているのが解ります。
三神 経過グラフィック.png
PRP再生医療は顔の美容だけでなく、深刻な脱毛症の治療にも有用である事が示唆されました
これはもちろん、男性のAGAや、女性の薄毛にも対応できる治療でもあります。
posted by 院長 at 16:07| 日記

2018年01月12日

院長の再生医療体験記H きめ細やかな肌へ!

こんにちは。
これまで私自身にPRP再生医療を行い、おでこの深いシワやほうれい線が改善した事を報告してまいりました。
その後は多忙だった事もあり、しばらく自分自身への施術をお休みしておりました。
しかし、このお正月休み中にようやく新たな部位に施術する事ができました。
今後はこれらについて報告して行く予定です。
よろしくお願いいたします。
さて、今回は「きめ細やかな肌の追及」についてご報告したいと思います。
自分自身の体験からも、深いシワが目立たなくなるのは本当に嬉しい事です。
しかし、PRP再生医療による嬉しい効果はまだまだあります。
以前に掲載したクレーター状に残ったニキビ跡の改善、前回にご報告した開いた毛穴の改善などもその一つでしょう。
ニキビ跡や目立つ毛穴が無い方でも、小じわの為に肌全体が粗造な状態になっていたり、あるいはチリメン状の肌に陥っている方はいらっしゃると思います。これは皮膚の表面を構成する「表皮」が、老化現象により薄く萎縮してしまった結果出現する症状です(下図の左側の状態)。
皮膚構造の絵.png
PRP再生医療は老化という時間の流れに逆行して肌を若返らせる治療です。つまり、上図の左側の状態を右側の状態に回復させる治療です。
薄く萎縮していた表皮が、若い頃の肌のように厚みのある表皮になると、小じわやチリメン状の皮膚を改善させます。表皮が厚くなると小じわだけでなく、表皮に張りが出てきますから、弛んだ状態の改善にも貢献します。
下図は、老化現象が軽度に見られる皮膚状態ですが、1回のPRP再生医療により、小じわや毛穴が目立たなくなり、肌全体に張りが出て、非常に若々しくきめ細やかな肌に改善しています
国広さん頬.png
左頬では(写真のピントがやや合っていませんが)、小じわと細かい毛穴が混在して、波打つような細かい凹凸がある肌だったのがツルツルになっているのが解ります。
国広左頬.png
これがPRP再生医療の本骨頂ともいえる若返り効果と言えます

もう一つの例をお見せします。
下図は、老化現象が進んだ皮膚状態ですが、2回のPRP再生医療により、粗造だった皮膚状態の改善と共に肌に張りが出現し、弛んだ状態も改善している事がわかります。今後、再生医療の追加治療をしてゆけば、さらに肌が若返る事が予想されます。
坂井の最終写真.png
このように、肌全体をきめ細やかにするという効果は、まさにPRP再生医療による肌の若返りの「王道」と言える効果ではないでしょうか。
posted by 院長 at 21:42| 日記